2009年11月16日

雑感「人生は80年の大マラソン!」

 花にはいろいろな花があります。チューリップのように、春になるとすぐ咲く花もあります。しかし、 全ての花がチューリップと同じだと困ります。それなのに、この頃の教育、特に家庭教育ではチューリップ型を好むようになってきましたので、 ダリヤ型の子どもをもっているお母さんはあせります。菊型の子どもをもっているお母さんは、なおあせります。 そして、 いろいろと手をかけます。夏が来ればダリヤは立派な花を咲かせますし、秋になれば菊も美しい花を咲かせます。そのごろチューリップは、 もう枯れています。チューリップはチューリップの、ダリヤはダリヤの、菊には菊の花が咲く時期があるのです。昔の方は、 このことをよく知っていました。そして、桃栗3年、柿8年、柚の大バカ18年と言っていました。 柚の大バカというのは軽蔑しているのではなくて、愛情をこめて、18年待ってやらなくてはと言っているのです。柚には、 桃や栗にはない独特の香りや味があります。花がみんなチューリップでは困りますし、果物がみんな桃でも困ります。ですから、 一つのモノサシで子どもを見てはいけないのだと思います。比較してはいけないのだとも思います。比較することは、 子どもの意欲を失わせる大きな要因の一つになります。

 でも、今の社会はなぜか桃栗型とチューリップ型の養成所のようにしか思えません。そして、 急ぐあまり豊かな香りと味をもつ柚の大バカが、排除されているのではないかと時々心配になります。

 人生は、80年の大マラソンです。小学1年でトップを走って、そのままトップを走り続けることは、あまりないことでしょう。 はじめはのろのろでも途中から走りだすケースもあります。

 



posted by 須賀川市立西袋第二小学校 at 15:00| 福島 ☁| 校長あいさつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。