2009年12月11日

校長雑感「学級は間違えるところ」

 例えば、教師の力を強くして、指示や命令によって学級を動かした場合は、なかなか子ども達は個性を発揮することはできません。 個性を発揮させようとして「この時間は、あなた達が主役です。自分の思ったことをどんどん発表しなさい。 自分の思ったように学習を進めてもいいですよ」と教師が言ったとしても、子どもはますます疑惑をつのらせ、動こうとはしないでしょう。 「下手に動いたら、あとでどんな仕返しが待っているかわからないぞ」と、きっと見構えることでしょう。

 ある教育実践家が「学級は間違えるところだ」とする学級づくりを行っています。学級は正しいことを言うところではなく、 自分の考えた事を言いあい、認め合い、もっといい方法やもっと正しい考え方はないかと、 みんなで力を合わせて見つけ出していくところでなければならないと言っています。

 学級のどの子も「間違えて当然なんだ。だから学校に行って、みんなで智恵を出し合って正しい考え方を探しだすんだ」 という思いになった時、子ども達は安心して力いっぱい自分を出し切ろうとすることでしょう。 「学級は間違える所」という発想にたてた時、 学級の雰囲気とか風土のあり方に目が向き、子ども一人ひとりが生きる教育が可能になってくると思います。

 各学年で2学期授業研究が計画され、授業を見せてもらう機会が多くなりましたが、子ども達の元気な声・つぶやき・ 反応が聞かれることに安心を感じます。



posted by 須賀川市立西袋第二小学校 at 16:32| 福島 ☔| 校長あいさつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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